「着こなしの変遷―幕末・明治の女性の和装」展。
気づけば最終日。
しかも閉館まで、あと1時間。
まるで夏休みの宿題状態で、ようやく駆け込みました。
少し並んでからの入館だったのですが、
その待ち時間のおかげで、思いがけない“もう一つの見どころ”に出会いました。
それは——
来場されている皆さんの、着物姿。
きれいな白系の羽織をお召しの方、
付け下げや品のいい小紋の方、
アンティーク着物の方々、
ハイネックのブラウスにブーツを合わせたコーディネートの方(数名いらっしゃいました)、
ウールのアンサンブルの方まで。
幕末・明治の着こなしを観に来たはずが、
気づけば令和の着こなしにもワクワクしていました。
展示ケースの中の着物ももちろん素晴らしかったけれど、
同じ空間で、それぞれの感覚で着物を楽しんでいる人たちを見る時間も、この展覧会の大きな魅力だった気がします。
この日の私は、黒の絞りの着物に、
紅白の斜め縞の名古屋帯。
ここ数年すっかり着ていなかった絞りの着物を、
「今年はちゃんと着よう」と思い立ち、
順番に引っ張り出しているところです。
今回はその2着目。
帯揚も絞りで合わせました。
……そして、メガネは外し忘れました。

半衿は、梅の刺繍のもの。
帯留は、珊瑚をあしらったものです。
ベースの銀が少しくすんでしまっていたので、
前日の夜、必死で磨きました。
そろそろ一度、きちんとメンテナンスに出したほうがいいのかもしれません。

帯はこんな感じ。
そして、夫の着物。

タビックスは、しっかりネコ柄。
着物で来場された男性から、夫は写真撮影を依頼されてました。
最後まで、楽しい一日でした。
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